教育・研修制度

技術・知識向上のための制度を設けています

職員の技能・知識の向上を目的に外部各種研修会への参加を積極的に促しています。 また、院内での教育研修も多数開催しながら技術・知識の向上を目指しています。

教育・研修プログラム

教育・研修プログラム

研修については、毎年、研修の年間計画が立てられていて、安全、医療品安全、医療ガス安全、医療機器安全といった、病棟の安全のために必須の研修、精神科で勤務していく上で必要な、精神保健福祉法の関する研修や、それに関係した行動制限、倫理、虐待防止の研修、感染やBLSなどの医療現場で必須の研修などを定期的に行なっています。

そのほか、院長や副院長、診療部長、相談室や連携室、OT室、心理室、デイケアなど各部署の責任者が講師となって、疾患に関する学習や、それぞれの分野での取り組みを紹介する、任意の放課後研修なども行なっています。年に数回、外部講師を招いて、最新の知見やスキルの習得に励みます。近年では、京都府立医科大学や千葉大学から、国をリードする認知症や発達障害の専門の先生に講義をしていただきました。その他、希望するスタッフには、費用は病院負担で、年3回まで院外研修に参加できます。

入職後教育プログラム

入職後教育プログラム

教育研修制度も充実しています。
教育制度については先輩ナースが新人ナースにマンツーマンで指導・教育・フォロー・ケアを行うプリセプター制度を設けています。
入職から、定期的に目標設定を行い、新人ナースに振り返りを行ってもらい、プリセプターからは助言や指導を行います。また、指導内容は病棟課長も確認して、病棟ナース全体で新人ナースのスキルの向上や悩み事の解消に取り組んでいます。
教育プログラムとしては、図のように、1年目は、精神科看護の基礎について学び、2年目以降、専門性を高め、知識や対応の幅を広げて行けるよう教育を行っていきます。

また、4年目以降は、プリセプターとして後進の育成にも携わってもらえるようサポートを行っていきます。
5年目以降は能力に応じて、実習指導研修・認定看護師・専門看護師など専門分野へのチャレンジできます。
管理職昇格後は、日精協の上級・指導者・安全管理者の各コースの受講を推奨しています。
精神科看護経験者については、能力に応じて、より高度な講座を受講できます。精神科未経験者については、新人教育に準じた体制でフォローしています。