部門・部署のご案内
- 診療部
- 看護部
- 事務部
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医局
医師はチーム医療において中心的な役割を果たします。
多様な年齢層の経験豊富な精神科医師が多数在籍しています。多くの医師が、国家資格である精神保健指定医の資格を有しています。また、日本精神神経学会、日本老年精神学会、日本児童青年精神医学会などの学会の専門医資格を有した医師も在籍しており、それぞれの患者さまに応じた専門性の高い医療の提供ができるように努めています。
内科医師も在籍し、感染症の予防や身体合併症にも力を入れています。
臨床検査室
心電図や脳波、視力、聴力などの院内検査の実施、血液、尿検査などの外部委託業者との窓口として臨床検査技師が在籍しています。検査結果を速やかにチームに提供し、身体合併症などの円滑な治療を進める役割を果たしています。
臨床心理室
チーム医療の一員として医師の指示の下、他職種と連携を取りながら患者さまへの支援を行います。
主な業務内容
- 心理検査
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- 発達障害および知能検査・・・WAIS-Ⅲ、JARTなど
- パーソナリティー検査:ロールシャッハテスト、描画テスト、MMPI、SCTなど
- 認知機能検査およびその他の心理検査:MMSE、長谷川式など
- 心理教育
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- 入院中の患者さま対象・・・統合失調症を治療されている方を対象にしています。(グループ形式:1クール6回で実施しています。)
- ご家族対象・・・「家族教室」にて心理教育の講義を担当しています。
作業療法室
精神科リハビリテーションのなかで大きな役割を果たすのが作業療法です。作業療法士は院内作業療法室のほか、療養病棟やデイケアセンターなどにも配置されています。患者さま個別に、リハビリテーションプログラムを作成し、実施しています。精神疾患により生活に支障をきたしている方々へ、その方の能力を活かしたより良い生活を目指し、入院中から退院、そして、その後の生活までの継続的な支援を行っています。
地域医療連携室
患者さまにより良い医療を提供し地域医療に貢献していくためには、地域の病院、クリニック、福祉施設、行政機関などとの迅速かつスムーズな連携が欠かせません。地域医療連携室には、看護師が在籍し、患者さまの外来受診、入院の調整のほか、他の医療機関への受診や転院、施設への入所の調整などを行っています。日頃から、関係機関を表敬訪問し、お互いの顔の見える関係づくりに努めています。
医療福祉相談室
精神保健福祉士が多数在籍し、退院後の生活環境調整、福祉サービスの利用、障害年金の受給、各種費用の控除制度の利用など、療養生活の中で起こるさまざまな悩み事のご相談に応じています。相談内容についての秘密は厳守いたします。また、ご家族の相談にも対応させていただいています。
薬剤課
多くの精神疾患の治療では、薬物療法が大変重要な役割を果たします。薬剤師は、入院中の患者さまの調剤の業務を行っています。また、患者さまのお薬への理解を深めて、安全に服薬できるよう、病棟を訪問して服薬指導を行っています。その他にも、最新の薬剤情報を収集したり、患者さま個別の服薬や副作用の記録を管理したりする、薬剤情報(ドラッグインフォメーション:DI)管理の業務も行っています。
栄養課
精神疾患をお持ちの患者さまは、食欲不振や過食など、食事に関する症状で困られることが多く、やせや肥満、生活習慣病などを合併されることも少なくありません。栄養士は、食事内容の調整や栄養指導などの活動を通じて患者さまの健康管理に携わっています。